ご挨拶

グループ代表者からのご挨拶

 岩本グループは、土木工事業を主とした岩本工業㈱を中核会社とし、舗装工事を手掛ける関連会社の九州道路㈱と㈱高城舗道の3社から構成されています。 岩本工業㈱は大正6年に創業し、おかげさまで平成29年に創業100周年を迎えることができました。紆余曲折はありましたが、ここまで来られましたのも、ひとえに皆様からのご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 私ども建設業界は、行政と一体になって社会の基盤整備を進めて参りました。しかしながら、政治における時の混迷や自らの不面目もあり、公共工事の削減により業界内の淘汰が進み、以前に比べて業者数も激減している状況は残念でなりません。以前から3K職種とも呼ばれてきたこともあり若年層の人材が減少し、高齢化とともに人材の確保すら困難になるという深刻な社会問題になっています。 このままでは技術の伝承だけではなく、インフラという社会の基本を底辺から支えるということが厳しくなるのではないかと危惧を持たざるを得ない状況になっています。私ども岩本グループは、そのような中でも負けじと日々奮闘しているところです。

(1) 公共事業の意義

 海外諸国の国土面積からすれば決して狭くはない日本ですが、わが国は山地が多く雨も多い国柄です。近年になり、豪雨による浸水や土砂崩れ等が頻発し大きな被害が発生しています。業界では大雨警報等が発令されるたびに緊急出動態勢をとり、いち早く災害復旧対応ができるように努めています。もちろんこのような事態に陥らないよう、日頃から国土の整備を怠らないことが必要です。
 これらは公共事業として実施されることで安全で安心できる街がつくられ、人々の生命や財産を守ることにつながっています。その意義は大きく、社会には必要不可欠なものとなっています。

(2) 誇りを持って建設業に携わる

 これら安全で安心できる街づくりを底辺から支えるのが建設業であり、その一役を私ども土木工事業者や舗装工事業者が担っています。ここで岩本グループの「社会資本の整備に貢献する」という理念が大きく関わります。
 炎天下の夏、厳寒の冬、雨や風のなかで作り上げた公共の社会基盤は、ふだんは意識されなくとも確かに人々の生命や財産を守っています。岩本グループ全社員は、そのような仕事に携わっているという「喜び」と「誇り」を持って毎日働いています。

(3) 社員一人一人の向上

 仕事は厳しくとも志を共有する仲間が集い、ひとつの目標に向かって仕事に励む一体感は、何事にも代え難いものがあります。しかしいくら社会的に意義がある仕事だからといって、それに携わる一人一人の意識が低ければ、最終的なお客様である皆様の賛同は得られません。岩本グループでは、ひとりの社会人として恥ずかしくない言動や資質を身に付けるよう日々研鑽を重ねています。
 今後も末永く社会のお役に立てるよう、グループ社員一同ますます精進して行きたいと考えますので、どうぞよろしくお願い致します。


岩本工業株式会社     

代表取締役 岩本 滋昌 

グループ代表者略歴

1953年 2月11日(昭和28年)生まれ (福岡市西区愛宕)

1971年 3月(S46)福岡県立修猷館高等学校 卒

1978年 3月(S53)早稲田大学 理工学部 建築学科 卒

1978年 4月(S53)株式会社青木建設 入社

1983年 3月(S58)岩本工業株式会社 入社

1983年10月(S58)岩本工業株式会社 取締役 就任

1997年 3月(H 9)岩本工業株式会社 代表取締役 就任

2007年 6月(H19)株式会社ピエトロ (2818/T) 社外監査役 就任

2015年 6月(H27)株式会社ピエトロ (2818/T) 社外監査役 退任

グループ代表者の資格等

(資格) 1級 建築士

     1級 土木施工管理技士


(団体等)一般社団法人 福岡中小企業経営者協会 理事

     福岡城西ロータリークラブ 会員


(その他)NPO法人 草ヶ江ヤングラガーズクラブ クラブ功労者